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2008-12-28 (Sun)
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ラフィキ : 平田曜子
ムファサ : 芝 清道
ザズ : 吉谷昭雄
スカー : 道口瑞之
ヤングシンバ :  岡田勇太
ヤングナラ : 川島想妃愛
シェンジ : 松本昌子
バンザイ : 大塚道人
エド : 奈良坂潤紀
ティモン : 中嶋 徹
プンバァ : 川辺将大
シンバ : 三雲 肇
ナラ : 熊本亜記

【男性アンサンブル】
村澤智弘 南 晶人 山下啓太 加藤 迪 川畑 亮
島村幸大 大竹康平 高橋基史 内御堂 真 前田順弘
松本和宜 前田員範 平田郁夫 石野喜一

【女性アンサンブル】
西村麗子 福嶋美加 合田友紀 キム ヒョジョン 原田真理
諸 英希 鄭 雅美 八鳥仁美 村上侑希 田中彩子
岩沢英美 間尾 茜 濱村圭子

オーケストラ指揮:大川修司

081228昼 3階立ち見席センター


芝ムファサの登場に、張り切って当日券の列に並んでの観劇。
頑張った甲斐あって、センター席をGet!
やはり似たような思惑の方が多いのか、LKの立ち見席はかなり埋まってました。




今日は舞台のテンポがすごく良かった!
ライオンキングはテンポが早くなることが多いように思うんだけど(あくまで私の観劇歴では)、今回は早くなく遅くなく、役者さんにもきちんと合わせていて、とても良かった。
ミュージカルって音楽に仕切られてしまう部分が大きいので、テンポがイマイチだと舞台が台無しになってしまう。
今回観ていて思ったのは、芝さんの間が今までのムファサの間とけっこう違っているところがあったのに、それに絶妙のタイミングで合わせているのが印象的だった。


★芝ムファサ
今回のお目当てo(≧▽≦)o
この前も同じようなキャストで観てるので、芝さんが出ていなかったら並ぼうなんて思わなかった。
芝さんって独特のクセというか、"芝さんオーラ"がムンムン(笑)しているのが大好きなポイントなんだけど、ムファサ役では思ったよりフツー……。
本当に普通に「偉大な王様」だったので、「そうか、あのオーラを抑えることができるんだなあ」と驚いた。
芝さんオーラが出ていなかったのは、正直 拍子抜けだし残念だけど、その分 芝さんの巧さを観ることができた。

ムファサといえば、とにかく「偉大な王様」でないといけない、「賢王」というイメージ。
これまでは何をやっても勝てなかったであろうムファサに、シンバというスキができ、スカーに倒されてしまう。
つまり、シンバに対する愛情というのも感じさせてくれないとつまらない。
出番は少ないけれど、私的にはすごく好きな役。
以下、今まで観たムファサでの大好きランキング。

1.ひのあらたさん
あまり回数を観ていないし、観劇記をきちんと書いていなかったのがとても残念なんだけど、とにかく良いお父さん。シンバに対する演技がとてもあったかくて大好きだったv
威厳は早川ムファサに劣るけれど、十分偉大な王様で、何よりシンバに対する厳しさと愛情がとてもよく伝わってきたのが印象的だった。

2.右田隆さん
威厳もあって良いお父さん。
ひのムファサと早川ムファサを合わせた感じで、理想のムファサだったかも。
この方の何よりのポイントは、年若い王なのに、スカーに勝てる威厳を持っている事だった。
物足りない部分も続けるうちに良くなってくると期待していたのに、いつの間にかキャストから外れてた……。

3.早川正さん
初演ムファサ。
バリバリの存在感が「偉大な王様」の風格で、相手が誰であっても絶対勝っちゃう王様。
なかなかここまでの存在感を放てる人は居ないだろうなあ。
大好きなんだけど、いつでも誰に対しても「王様」であって、「シンバの父」としての温かさがイマイチだった。
でも、それも2003年に観た時にはお父さんっぷりが上がっていて、また観たいなあ、と思っていたら退団してしまった★

見返してみると、一番数多く観てるのは田村雄一さんのムファサみたい。
他に印象に残ってるのは、後にシンバでも登場する吉原光夫さん。あまりにも威厳が無くてイマイチだったけど(苦笑)。
あとは、新木啓介さん。ちょっと歳を取ってしまった感じだけれど、良い王様であるためにすごく努力をしている勤勉なイメージが好印象v

……話が逸れてしまったけれど、コレに対する芝ムファサの印象。
早川さんほどの存在感ではないけれど、それに次ぐくらいの存在感の持ち主。
そして、セリフの全てにものすごく説得力がある。
これが、理解力がある賢くて良い王様なイメージに繋がる。
シンバに対しても、子供だと侮るわけでなく、きちんと向き合って正しいことを教えているのがよく分かる。

何よりは「お前こそ王になる」でのやり取り。
「お前の父さんには誰も喧嘩を売らないからね」と言ってじゃれ合うシーンでは、「がお〜」と唸りつつグルグル腕を回す演技……これって芝さん流なのかな?(笑)
シンバもムファサも、お互いがとても大好きなのが分かってとても微笑ましかったv

そして、その後は、いずれは自分も死んでしまう事を告げる切ないシーン。
また、子役の子が上手い!
でも、ここはやっぱり芝さんの歌に感動!
久々に「お前こそ王になる」で泣けた〜。

あとは、「間」かな。
微妙なところなんだけど、今までのムファサとは少し変えてきているところがあった。
いつも違和感を感じるのが、ムファサのセリフ回しって、何となくどこかの国の「酋長」のようで、外国人のような舌足らずに聞こえてしまう部分が多い。
特に、「父さんには怖いものはないでしょう」「いや、あるよ」という会話のシーン。
芝さんのセリフ回しはそんな違和感がどこにも無くて、それどころかとても説得力のあるセリフ回しだった。

個性的な芝オーラは無かったけれど、改めて芝さんって本当に巧い役者さんなんだ、と実感。
ムファサ大好きランキングでは、私の中ではトップに来たかな〜。
理想のムファサでした!!



★平田ラフィキ
初見かな……と思ったら、2003年に観たことがありました。
セリフ回しに説得力はあるけれど、あまり神秘性を感じさせてくれなかったのが残念。
でも、初演の頃のラフィキって、高音が出ない方が多かったのに、最近音程面では全く問題が無い。
それはそれでとても良いことだけど、もうちょっとオーラのある役者さんで観たいなあ……。

★吉谷ザズ
やっぱりおじいちゃん執事なイメージ。
巧いし、吉谷さんなりのザズを作り上げていると思うけど、やっぱり初演の明戸さんや広瀬さんのような、若くて面白いザズが観たいなあ。

★道口スカー
やっぱり大好きだ〜o(≧▽≦)o
ライオンキングでオペラグラスを使う事ってあまりないんだけれど、道口さんのスカーはついついアップで観ちゃう!
前回の観劇記でたくさん書いたので、今回は控えめに……(といいつつ長いんだけど・笑)。

面白かったのは、ムファサが変わったことでスカーのお茶目度が上がった事。
この前ほど怖く見えなかったのは、やっぱりムファサの違いだと思うんだけどな。
スカーの弱さをお茶目さで誤魔化している感じが面白い。

これだけ存在感を持っているのに、最後はシンバに負ける「力弱さ」というか、負け役を演じきるところも面白い。
ここはやっぱり2幕冒頭の「スカー王の狂気」が効いてくるんだろうなあ。

ディズニーの悪役って、美女と野獣のガストンもそうだけど、憎めないキャラであって欲しい。
道口さんのスカーは正に憎めない悪役で面白いvv

ムファサも書いたので、スカーの大好きランキング(笑)。
・下村尊則さん
初演スカー。
正にディズニーの悪役! という、怖いのに憎めないキャラ。
2005年に観たのが最後になっちゃったけど、頂点に上り詰めていく時の、溢れ出す、抑えられない色気が最高!
下さまオーラがとにかくステキで魅了されちゃった!

・野中万寿夫さん
こちらも初演スカー。
軽くてずる賢い感じが最高!
愛情注いで育てられたら、きっとすごく賢くて良い王様か、王様の補佐とかになりそうなスカーで、何よりはひねくれっぷりがカワイイv
やっつけろ! でのダンスはもう色気たっぷりで絶品!!!

どちらも大好きなのでツートップ。
道口さんもこれに並ぶかな〜。




★岡田ヤングシンバ&川島ヤングナラ
シンバ役の岡田くんは、この前も巧いと思ったけれど、今回観てもっと驚いた。
ムファサに対する演技がこの前と違うところがまたスゴイ!

この前の劉ムファサは大分この岡田くんに助けられているなあ、と思ったけれど、今回の芝ムファサとはすごい熱演!
演技の受け方が本当に巧くて、相手の役者さんの演技を引き立たせているのがスゴイ。
特に芝ムファサは他のムファサとけっこう間の取り方が違う部分が多かったのに、それに合わせているのもスゴくて、お互いに演技を引き立て合っているから、「お前こそ王になる」が本当に感動的だった。

ナラ役の方は、普通に上手かったかな。
最近の子役は本当に上手い子が多くて、特筆することが無くて困るわ(苦笑)。


★ハイエナ3人組 池末シェンジ&大塚バンザイ&奈良坂エド
この前と全く同じ印象。
やっぱりシェンジに色気が欲しい〜!!

★中嶋ティモン&川辺プンバァ
久々の中嶋ティモンo(≧▽≦)o
この、何もかもをありのままに受け止めてくれる男っぷりが大好き!

川辺プンバァはちょっとお声の調子が悪かったのが残念。
プンバァが良くないと、中嶋さんのお声がキレイに響かないのを初めて知っちゃった。

★三雲シンバ
気合いが入りすぎたのか、一幕ラストでの登場では激しく音をハズしているし、ターンではよろけるし、上手いのか下手なのか今ひとつ分かりかねる……というか、笑っちゃった(苦笑)。
けっこうカワイイお顔で、かなりお声が高いのが特徴かな。

日本人キャストではないようで、ところどころ訛りがあったけど、それ自体はそれほど気にならない。
間の取り方も上手いし、高音がよく出るので「終わりなき夜」はとても良かった。
あと、バネもあるしキレがいいので動きはすごく良かったんだけど、なのにターンではよろけるって……どういう事?
とても若々しく力強いシンバだったので、ラストでスカーを倒すのも納得。
最初の第一声と、ターンさえクリアできればすごく良いシンバになりそう。

★熊本ナラ
前にも観たことがあるんだけれど、どーにも弱い。
演技がどうというよりは、声が出ていないし、高音も出ない。
ちょっと物足りなかった。



うわー、今回の観劇記は長いなあ(笑)。
気合い入れて書いちゃうほど、すごく楽しい舞台だった!
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